薬膳を学んだ高根氏による美健の膳は季節を盛って華やか
平日5000円の日帰り昼食・入浴プランのメニューは“美健の膳”。薬膳を学び、食材を求めて世界各地を飛び歩くこともあるという、当ホテルのメニュー開発担当、高根氏によるバランスのとれた華やかな膳である。
果実味にあふれたブルーベリーの食前酒で始まる昼食は、朝鮮人参や山査子、白木耳などを含む40種近い食品を取り入れ、その名のとおり?美と健康をテーマとしていた。先付のかいちょう味噌、効く芋、山葵菜の醤油和えの3器(ちなみに、これで10皿のうちの1皿分)や、蓬を練り込んだ薬膳ほうとうには郷土料理の美味を盛り、御造りには生湯葉、水前寺海苔、桜海老を取りあわせてさわやか。圧倒的に多い女性客のほとんどが、けっこうなボリュームにもかかわらず、ほどよい甘さが心地よいデザートまで、ペロリと平らげてしまうというのも納得した。目も舌もぞんぶんに満足だ。
源泉100%のぬる湯に肌はツルツル
庭園の美しさも見事だが、館内の500箇所に毎日、生花をいけて回るという心尽くしがまた贅沢。ロビーには錦鯉の泳ぐ回遊池があり、個室の食事どころにも水路や滝が設けられ、水に癒される思いがする。
館内の造りも驚くほど手が込んでいて、浴室は男女各2箇所ずつある。露天風呂から富士山を望む大浴場の湯につかるだけでも十分に満たされるのだが、館内を湯めぐりして歩く楽しみもあるという趣向だ。さらに大浴場でくつろいで、なにより驚嘆したのは滑らかな湯質だった。源泉100%のぬる湯というコーナーがあり、この湯のやわらかさに肌はみるみる磨かれていくようだった。無色透明のやわらかく、さらりとした源泉は、わずかに硫黄の香りがした。



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大人気の日帰りプランから宿泊客用のメニューまで、ホテルの料理開発を担当する高根氏。日本料理研究会、山梨県調理師会の師範。さらに中国の薬膳研究にも携わる。
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この日は平日プランに300名が申し込んでいたという。大半は女性客。料理にも女心を知り尽くした、こまやかな演出があり、この上なく楽しい。
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味噌仕立ての蓬ほうとうも、すましの茸汁も、それぞれに滋味があって美味。黒米の焼きおにぎりには薄く味噌がのっている。数種の味噌が巧みに使われていた。
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庭園茶屋で一服。御菓子は地元の東京屋製菓の“初雁”、御抹茶は小山苑の“金輪”。庭園を眺めながら心静かなひとときにひたれる。
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◆交通データ
(バス)ハイウェイバス、中央高速新宿〜富士五湖線、富士吉田駅下車。送迎バスにて約10分
(電車)中央本線・特急利用、新宿〜大月約1時間、富士急行線に乗り換え富士吉田駅下車。送迎車にて約10分
(車)中央自動車道河口湖ICを降りて国道138号線で山中湖方面へ?交差点・富士見公園前を左折し約3分
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◆施設データ
●所在地:山梨県富士吉田市上吉田62838●電話:0555-22-3168● URL:http:// www.kaneyamaen.co.jp●日帰りプラン:美健の膳5,000円〜、休前日・休日:6,000円〜●チェックイン:11時、チェックアウト:15時●定休日:無休●駐車台数:500台●費用に含まれるもの:入浴料、料理、抹茶+お菓子、甘酒
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◆お風呂データ
●風呂の種類:大浴場、元湯大滝岩風呂、元湯庭園風呂、露天風呂4ヶ所、サウナ●泉質(効能):カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉(高血圧・動脈硬化・火傷・慢性関節リュウマチ・慢性消化器症・アトピー性皮膚炎)
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