台湾夜市事情
日本でも有名な台北の夜市と言えば、士林夜市と華西観光夜市。どちらもツアーコースに組み込まれていて、ご存知の方も多いことでしょう。でも、台北の夜市はここだけではありません。屋台は庶民の台所というだけあって、いろいろなところに大小さまざまな夜市が点在しているんです。在住のライターさんによれば、地域によって並んでいる屋台のメニューにも違いがあるのだとか。 |
たとえば、よくガイドブックで見かける「棺材板」。食パンの真ん中をくりぬいて、シチューが詰められているやつ。これを食べたい!と思っても、どこでも手に入るわけではないんです。もともと台南の料理なので、これを台北で食べるには、士林夜市まで足を運ぶ必要があります。こんなメニューばかりがガイドブックに載っていたら困りますよね。
というわけで私たちは、どこの屋台街でもありそうな「定番屋台料理」を求めてさまようことになりました。
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これが「棺材板」
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どこの屋台でどんな料理を撮影するか、それが問題だ
定番屋台料理探し。これが予想以上に大変でした。定番中の定番は「台湾料理」に格上げされているし、どの屋台街も特徴を出そうと違ったメニューを揃えているし。それに何よりも撮影点数が多すぎました。4つ、5つならスタッフもすぐに名前を挙げることができたのですが、10点になるとねー。6つぐらい考えたところで、しばし無言の時間が…。
「ほかに何かいいのあります?」
「う〜ん、どこにでもあるっていうのは出尽くしましたね。後は、場所によってあったり、なかったりするメニューですけど」
「これだけ考えて思いつかなければ、仕方ないですねー」
「とりあえず、夜市に出かけてみますか」
「そうですね。あとはそこで見かけたおいしそうなものを撮ることにしましょう!」
そんなわけで、もしアナタの行った夜市にお目当てのメニューがなくても、広い心で笑って許してくださいね。下にいくつか私の行った夜市をご紹介しておきます。
公館夜市
台湾大学周辺に広がる夜市。若者が多く、活気がある。雑貨、下着、衣類関係の店も多い。こんなところの下着ショップ(特にブラ)に群がる女の子たちというのも……。レストランや喫茶店などもあるので、屋台もいいが、レストランで各地の中華料理を味わうも 良し。安くておいしい店が揃っている。
師大夜市
今回、撮影に行ったところ。こちらは師範大学の近くにある。やはり、若者が多い。ここでの人気商品は「生煎包」。鉄板で焼いた肉まんといった感じ。ものすごい人が並んでいるが、回転が早く数分で買える。けっこう美味しい。
圓環夜市
市内の西側、寧夏街という通り沿いに広がる夜市。まさに、庶民の台所といった感じ。仕事帰りのサラリーマンやOLがオートバイやスクーターで乗りつけて、夕食用にテイクアウトしていく。日本の渋谷にも進出している“豚肉のそぼろご飯”の店がある。 |